ブラジルの最高裁判所が偽情報対策の不備などを巡り、「X」のサービスを停止したことを受けて、大規模なデモが行われました。

 独立記念日の7日、サンパウロのパウリスタ大通りには最高裁のモラエス判事の免職を求める数千人が集まりました。

デモ参加者 「モラエス判事はXを利用する人に1日あたり5万レアル(約130万円)の罰金を科しました。とても不当だと思います」 「ブラジルが行っていることは残念です。100%政治的な理由のブロックです」

 集会には、ボルソナロ前大統領が参加しブラジル右派の支持者がルラ政権に対して批判の声を上げるなど、政治的な対立も深まっています。