宮城県は、栗原市の農産物直売所で購入したユウガオを食べた70代の男女2人が、食中毒になったと発表しました。このうち1人が入院しているということです。

 宮城県によりますと、9月5日午後5時ごろ、県内に住む70代の男女2人がおう吐や下痢などの症状を訴え、このうち1人が入院したということです。

 2人は、この日の午前7時半ごろに朝食として、栗原市内の農産物直売所で購入したユウガオを自宅で炒めて食べたということです。

 ユウガオに含まれる植物性の毒による食中毒の症状と一致したことから、大崎保健所栗原支所は、ユウガオが原因の食中毒と断定しました。

 県は、苦味の強いユウガオは、植物性の毒が含まれている可能性があるとして、食べるのをやめ、体調不良となった場合は医療機関を受診するよう呼び掛けています。