パワハラ疑惑などを巡り、兵庫県の斎藤知事に対し、県議会の4つの会派がそろって「辞職の申し入れ」をする方針であることが分かりました。

 斎藤元彦知事に対しては6日、兵庫県議会の百条委員会で告発文書を作った元局長への対応や、贈答品をねだった疑惑について証人尋問が実施されました。

 これを受けて最大会派の自民党は知事に辞職を申し入れることを決め、その後、「公明党」、「ひょうご県民連合」、「共産党」の4つの会派がそろって申し入れる方針であることが分かりました。

 維新の会はこれから対応を検討することにしていますが、他会派の動きで対応を加速させることも考えられます。

 維新以外の4会派と無所属を合わせると、知事への不信任決議案を可決する4分の3(65人)以上に達することになり、各会派とも知事の反応を見て判断するものとみられます。