楽天イーグルスは18日、クライマックスシリーズ進出を争うロッテとの直接対決で快勝し今シーズン2度目の5連勝で、2カ月ぶりに3位に浮上しました。

 先発を任された自身初の二桁勝利がかかる藤井は、立ち上がりにピンチを招きますがポランコ選手を三振に仕留め先制点を与えません。

 打線は3回裏、前日サヨナラタイムリーの伊藤裕季也選手が2ベースで出塁すると、小深田の送りバントをキャッチャー田村が3塁に悪送球、伊藤裕季也が先制のホームを踏みます。この後もチャンスを広げ、小郷が犠牲フライを放ちこの回2点を先制します。

 4回裏、3−1とした後満塁のチャンスで太田、そして村林がタイムリーを放つなど打者10人の猛攻で一挙4点を奪い、ロッテを突き放します。

 藤井は勝ち投手の権利が懸る5回表、ランナーを背負いますがソトを打ち取り、反撃を許しません。

 「とにかく自分のピッチングをしようと思った」と毎回ランナーを背負いながらも持ち味の粘りを見せた藤井は6回94球1失点の好投で、自身初となる二桁勝利を挙げました。

 チームは今シーズン2度目の5連勝で、7月16日以来約2カ月ぶりに3位に浮上しました。

 藤井聖投手「選手、スタッフ、首脳陣全員絶対にCS行くんだという強い思いで毎日やっていますので、これからも熱い熱い応援をお願いします」

【18日】
楽天8-1ロッテ@楽天モバイルパーク宮城