任期満了に伴う宮城県の蔵王町長選挙は29日に投開票が行われ、現職の村上英人氏が6回目の当選を果たしました。

 現職と新人いずれも無所属の2人が立候補した蔵王町長選挙では、現職の村上英人氏が4084票を獲得し、新人で行政書士の会田俊氏に約2500票の差をつけて6回目の当選を果たしました。

 村上英人氏「安全安心な町、それには1つは病院問題を解決していきたい。あとは自然災害の問題。一級河川、松川の改修を今やっているわけでありますのでそれを1年でも早く完成に向けてもっていきたい」

 村上氏は選挙戦で5期20年の実績を強調したほか、農業や観光の振興に力を入れることなどを訴え支持を広げました。

 投票率は59.56パーセントで、前回と比べ11.51ポイント下回りました。