東京や埼玉県の3カ所で相次いだ強盗事件について、犯行の手口が似ていることなどから同じ指示役が関与している可能性があることが分かりました。

 埼玉県所沢市で住宅に押し入り、住人の男性(85)らにけがをさせたうえ現金を奪ったとして、佐藤聖峻容疑者(24)ら3人が逮捕されました。

 その前日に発生した東京・国分寺市の強盗事件でも、佐藤容疑者が現場付近の防犯カメラに映っていました。

 その後の捜査関係者への取材で、先月、さいたま市で起きた強盗事件についても、同じ指示役が関与している可能性があることが分かりました。

 3つの事件は闇バイトによる犯行で、侵入経路や粘着テープのようなもので手足を縛る手口が似ていることから、警視庁などが関連を調べています。