水産高校の生徒たちを乗せた宮城県の海洋総合実習船、宮城丸がハワイ沖でのマグロ航海実習に向けて気仙沼港を出港しました。コロナ禍で中止されていたハワイへの寄港が、5年ぶりに復活します。

 航海実習に臨む気仙沼向洋高校と宮城県水産高校の生徒31人は、ハワイ沖の漁場で約1カ月半、マグロはえ縄漁を行い、漁業や航海技術などを学びます。

 新型コロナの影響で中止されていたハワイへの寄港が5年ぶりに復活することになり、生徒たちは4日間ホノルルに滞在します。

 気仙沼向洋高校の生徒「緊張もありますけど、45日間仲間と一緒に協力し合ってマグロの取り方だったりを学んでいけたらなと思っています」

 保護者「仕事の大変さとか大切さとか、周りとの協力の大切さを学んで帰ってきてもらえればと思います」

 港には家族や同級生らが集まり、航海の無事を祈って見送りました。

 宮城丸は、10月14日に気仙沼港に戻ります。