石破内閣で初入閣した坂井学国家公安委員長が就任会見で、「治安維持の重責を担う」「身が引き締まる思い」などと話すとともに、能登の復興に向けて、「政府一丸で取り組む」と意気込みを語りました。

坂井学国家公安委員長 「国家公安委員会委員長は、国家の治安維持の重責を担っており、身の引き締まる思いであります。治安上の諸課題に的確に対処し、国民が安全安心を実感できますように、全力を尽くしてまいりたいと思います」

 初入閣した坂井学国家公安委員長兼防災担当大臣は就任会見で、「国内の治安に向けて、課題は山積している」と話しました。

 また、地震や大雨で大きな被害が発生した石川県能登地方について、「被災自治体と連携をし被災者の方々のご心配、不安にしっかりと寄り添い、引き続き政府一丸となって被災地の復旧、復興支援をしていきたい」と抱負を語りました。

 今後は、激甚化する国内の自然災害に対して防災のスペシャリストを配備する「防災省」や「防災庁」を新たに設置し、行政組織一体で取り組んでいく必要があるとの考えを示しました。