最大80%の水が節約できるキッチン水栓が開発されました。

 通常の蛇口から出る水と同じ水圧で洗浄力を落とさずに水の使用量が8割カットされる技術が入った水栓で、大阪のベンチャー企業「DG TAKANO」が開発しました。

 海外の硬水にも対応できるように節水ノズルを樹脂製にしたうえでアメリカ・シリコンバレーのデザイン会社「Whipsaw」が、水が飛び散らず、シンクの掃除が簡単にできるように設計しました。

 使用量が一般的な家庭で、水道・ガス代が年間およそ1万7000円節約できるとしています。

 水道を巡っては、設備の維持や更新にコストがかかるうえ、人口減少を背景にした水道料金の値上げが今後、相次ぐとみられています。