2日、大きく値下がりした日経平均株価は、石破総理大臣の発言で円安が進んだことなどから3日は一時1000円以上値上がりしました。

 日経平均株価は、輸出関連銘柄やハイテク関連銘柄などを中心にほぼ全面高の展開となり、一時2日より1000円以上値上がりしました。

 円相場が一時1ドル=147円台前半まで下落し、およそ1カ月ぶりの円安水準となったことが主な要因です。

 2日、石破総理が日本銀行の植田総裁と会談後に「利上げするような環境にはない」と述べたことが円安の引き金になりました。

 また、アメリカで発表された雇用関連の指標が市場予想を上回ったことも円売りドル買いを加速させています。