林官房長官はロシア側が先月のロシア軍機の領空侵犯を否定したことに、林官房長官は「極めて遺憾」だとして改めて領空侵犯があったとの日本の立場を伝え、再発防止を強く求めました。

林官房長官 「ロシア側として日本側の抗議を真摯に受け止めているものとは言えずきわめて遺憾であります。今回の領空侵犯に関する日本側の立場を伝達するとともに、再発防止を強く求めた」

 林長官は、ロシア軍哨戒機が「3度にわたり領空侵犯したことを確認している」との日本の立場を改めて説明しました。

 そのうえで、主権の侵害だけでなく「安全を脅かすものであり全く受け入れられない」と繰り返しました。

 先月23日、ロシア軍機が北海道沖の領空を侵犯したことを受け、政府はロシア側への抗議を行っていました。

 ロシア側はこの領空侵犯について否定しています。