台湾では台風18号による暴風などの影響で2人が死亡し、2人が行方不明となっています。

 強い台風18号は台湾海峡を東北東にゆっくり進んでいて、台湾全域で大雨や暴風が予想されています。

 台湾当局の2日夜の発表によりますと、落石の被害などで男性2人が死亡し、2人が行方不明になっているほか、102人がけがをしたということです。

 台風は3日午後にも台湾に上陸する見通しです。

 上陸に備えて、台湾では2日と3日の2日間にわたって、全土で「台風休み」が宣言されました。

 「台風休み」は自治体のトップがそれぞれ判断し、公的機関や学校が一斉に休みになるほか、従業員らの安全のために多くの企業も休業するということです。