東京都のマイコプラズマ肺炎の患者報告数が1定点医療機関あたり「2.96人」と過去最多となった前週よりも増加しました。

 東京都感染症情報センターによりますと、先月23日から29日までの1週間で、マイコプラズマ肺炎の患者報告数が1医療機関あたり「2.96人」となり、1999年の統計開始以来、過去最多となった前週の「2.80人」からおよそ6%増加しました。

 都によりますと、マイコプラズマ肺炎は主に4年に1度、夏季オリンピックと同じ年の秋から冬に感染者が増加し、多くの場合は症状が軽いものの、重症化した場合には脳炎などの合併症がみられるということです。