セブン&アイ・ホールディングスに対し、カナダのコンビニ大手「アリマンタシォン・クシュタール」が買収金額を引き上げた新たな提案をしたことが分かりました。
関係者によりますと、セブン&アイへの新たな提案金額は7兆円規模に上るとみられます。
今年8月に明らかになった提案では6兆円規模でした。
セブン&アイは前回の提案を受けて独立した社外取締役のみによる特別委員会を設置し、先月に「当社の価値を著しく過小評価している」として買収提案に賛同できない旨の書簡を送っていました。
また、書簡のなかでは買収価格を大幅に引き上げたとしても規制を巡るアメリカ当局との課題が考慮されていないという懸念を示していました。
今後、セブン&アイが再提案に応じるかは不透明です。