2023年10月、東北新幹線の車内で安全管理を怠り硫酸を漏らし乗客にけがをさせたとして、警察は地質調査会社の代表ら親子を業務上過失傷害の疑いで書類送検しました。
業務上過失傷害の疑いで書類送検されたのは、硫酸を運んだ東京都の地質調査会社代表の男性(42)と、父親で薬品を運ぶよう指示した男性(81)です。
警察によりますと2人は2023年10月、東北新幹線で硫酸を運搬する際、安全管理を怠りペットボトルに入れた硫酸を漏らし、乗客だった当時5歳の男の子とその両親にやけどさせた疑いが持たれています。
警察の調べに対し、2人は容疑を認めているということです。
当時父親は鉱物調査で使う目的で、息子に青森県から大分県まで1人で硫酸などを運ぶよう指示していたということです。