クリエイターの育成などにともに取り組んできた仙台市と山形県の東北芸術工科大学が協定を更新し、震災伝承などでも連携していくことになりました。

 青葉区で行われた締結式には、郡仙台市長と東北芸術工科大学の中山ダイスケ学長が出席しました。

 仙台市と東北芸術工科大学は2005年に協定を結び、クリエイターの育成や作並温泉の活性化などに取り組んできました。

 これまでの協定では連携分野が地域産業の振興に限られていましたが、制限を無くし震災メモリアル拠点の整備やスマートシティの実現など幅広い分野で連携することになりました。

 郡仙台市長「様々な分野でデザインを活用していくということが重要になってくるんだと思います。仙台にとっての街づくりにも大きな力になると思って期待をしたいです」

 東北芸術工科大学中山ダイスケ学長「仙台市が日本に先駆けて大都市の発展型をデザイン目線から見せていけるという指標になるような、仙台モデルと言われるようなものを作っていけたらと思っています」