東北農政局は米の収穫量を示す作況指数について、宮城県は全国で最も高い水準である「107」と見込まれると発表しました。天候に恵まれたことが理由です。

 作況指数は、米の平年の収量を「100」とし予想される収穫量を示した数値です。

 東北農政局によりますと、宮城県の作況指数は前年より2ポイント高い「107」となり全国で最も高い水準です。

 「106」の岩手県と並んで全国で2県のみ、5段階評価で最も上位の「良」の作柄とされました。

 10アール当たりの収量も前年より18キログラム多い584キログラムで、統計のある中で最も多くなりました。

 天候に恵まれたことに加え、台風や大雨による大きな被害も少なかったことが要因だということです。

 東北農政局齋藤直樹総括統計専門官「気温も高温に推移して日照もある程度あって降水量も適度にあった」