世界トップレベルの研究力を目指す国際卓越研究大学の候補になっていた東北大学について、文部科学省が正式に認定しました。全国の大学で初めてです。

 阿部俊子文部科学大臣「所管大臣として東北大学を国際卓越研究大学として認定するということを判断をいたしました」

 国際卓越研究大学は、世界と渡り合う研究力や社会に変化をもたらす研究成果が期待されるとして、国が10兆円規模の大学ファンドの運用益を活用して支援します。

 文部科学省が2022年に公募を開始し、東京大学や京都大学など10校について審査され、その中から東北大学が初の認定候補に選ばれていました。

 東北大学の計画では、1つの研究室に教授と准教授らが所属して運営する講座制から、若手研究者が自立した環境で挑戦できるPI制に移行することなどの組織改革が盛り込まれています。

 今後、認定手続きを行い2024年度中に初年度分として100億円が助成される見込みです。

 学生「国内初ということですごく名誉あることですよね。建物が地震被害を受けてそれに対して補修したり補強したりの研究している。世界の技術をここからゆくっていく」「世界的にも日本の中でも注目されると思うので、海外からの留学生もいるのでグローバルな活動が増えてくるのかなと思う」