10日の日経平均株価は続伸し、前日の終値より207円高い3万9367円で取引を終えました。

 中国景気の先行き不安がやや和らいだことが、日経平均の続伸を支えました。

三井住友DSアセットマネジメント 市川雅浩さん 「中国政府は2025年の経済政策に関し、『より積極的な財政政策と適度に緩和的な金融政策を実施していく』とのメッセージを発信しました」

 市川さんは「中国政府の姿勢の変化を市場が好感した」と指摘します。

市川さん 「これまでの『穏健な金融政策』という表現が、リーマンショック以来となる『適度に緩和的な金融政策』という表現に変わった。中国政府が『財政支出』と『金融緩和』を組み合わせた、積極的な景気刺激策を検討している様子がうかがえます」

(「グッド!モーニング」2024年12月11日放送分より)