経団連の十倉雅和会長が北京を訪れ、中国の元政府高官との対話を行いました。対話は今年で10回目で、中国で対面での開催は6年ぶりとなります。

経団連 十倉雅和会長 「我々、経済界も両国関係の拡大と深化という大きな方向性に向けて対話や交流を絶やしてはならないという思いを新たにしている」

中国国際経済交流センター 畢井泉理事長 「不動産市場の萎縮、地方債務の増加、市場の自信の欠如などの問題で中国経済の成長が鈍化している」

 「日中CEO等サミット」と呼ばれる対話には十倉会長など、経団連の幹部と中国のシンクタンクの代表など約40人が参加しました。

 対話では米中の貿易摩擦の影響や少子高齢化に関する日中協力の道筋などを議論し、12日に共同声明をまとめる見込みです。