中国で新興の電気自動車メーカーの経営が悪化し、従業員の給料が払えなくなるなど混乱が広がっています。

 経営が悪化しているのは中国の大手自動車メーカー「吉利(ジーリー)」と、大手IT企業「百度(バイドゥ)」が共同出資している電気自動車メーカー「極越(ジーユエ)」です。

 中国メディアによりますと、「極越」では従業員の給与が払われないなどの事態となっていて、12日には多くの従業員が夏一平CEOに抗議をする動画が拡散されています。

 中国の自動車市場は価格競争が激しく、メーカーにとって厳しい環境が続いています。