今季一番の冷え込み。各地で本格的な冬を迎えています。
■1m超え積雪も“限定”ペンギン散歩
11日、今シーズン北海道初の積雪1メートルを超えた幌加内町。
12日朝、最深積雪は105センチとなりました。朝一番で除雪機を動かす男性のもとを訪ねると…。
男性 「(Q.だいぶ積もりましたね?)去年よりちょっと多いね」 「(Q.寒さは大丈夫ですか?)全然、もう動いていたら。この寒さで『寒い』って言ってたら…」
“日本一の最寒記録”マイナス41.2℃を1978年に観測した幌加内町。家の前に設置されている灯油タンクの上には高く雪が積もっています。そして、道路脇には除雪された雪が積み上げられています。
保育所の前の雪を片付けていた女性にとって、これくらいの寒さや雪は生活の一部で平気とのこと。
保育士 「(Q.いよいよこの季節が?)いよいよ季節がやってきたということで、皆、覚悟していますのでそんなに実は困ってないです。怒られちゃうね…」
旭山動物園では、大人も子どももお待ちかね、冬の風物詩「ペンギンの散歩」が始まりました。
ぺたぺたとした足取りで30分行進した15羽のキングペンギン。集団で餌(えさ)を捕りに行く習性を利用したもので、運動不足解消が目的。
■12月なのに紅葉まだまだ見頃
そして、関東も本格的な冬を迎えているなかで、晩秋に見頃を迎えることで知られる小田原の紅葉の名所「松永記念館」のモミジやカエデが今年も赤色に染まりました。
戦前・戦後を通じて「電力王」と呼ばれた実業家・松永安左ヱ門が晩年を過ごした建物を囲む紅葉。
松永記念館の紅葉は来週半ばまで楽しめるということです。