年末は忘年会などでアルコールに接する機会が多くなりますが、最近では酒を飲む女性が増えているといいます。そこで、飲酒のリスクを理解したうえで楽しんでもらうためのセミナーが開かれました。

 近年の女性は社会進出やライフスタイルの変化もあり、あるデータによりますと、飲酒をする男性が減っているなか、女性は増加しているということです。

 そこで、大手飲料メーカーのキリンが初めて「女性とお酒」をメインテーマにしたセミナーを開きました。

キリンアンドコミュニケーションズ 後藤沙耶香さん 「お酒との付き合い方、選択肢は増えていますが、女性の体がアルコールに強くなっているかというと、そうではありません」

 セミナーでは正しい知識を身に付けたうえで酒を楽しんでもらおうと、自分のアルコールの耐性や適量が分かるパッチテストも行われました。

 受講した企業の担当者は「コロナ禍で飲み会を経験していない若手社員も増えた。年末・年始に向けて適正な飲酒の知識を身に付けてほしかった」と話していました。