三菱UFJ銀行の元行員が貸金庫から十数億円相当を盗んでいた問題で、加藤金融担当大臣は「大変遺憾」だとして対応していく考えを示しました。

加藤金融担当大臣 「(お客様からの)信頼のうえで預金や財産を預かっているのが銀行。大変遺憾な事態(と認識している)」

 三菱UFJ銀行では、元行員が貸金庫から現金など合わせて十数億円相当を盗んでいました。

 加藤大臣は、銀行側が顧客保護や問題の全容解明、再発防止策などを適切に行っているか、確認していくとしました。

 金融庁は近く、銀行に報告徴求命令を出す方針です。