宮城県にある陸上自衛隊多賀城駐屯地の女性自衛官(22)が、部下に平手打ちの暴行を加えたなどとして停職処分となりました。

 停職24日の懲戒処分を受けたのは、第22即応機動連隊に所属する陸士長の女性(22)です。

 多賀城駐屯地によりますと、女性陸士長は2022年4月から5月の間、駐屯地で同じ部屋に住む部下の女性隊員に対し、平手打ちの暴行を加えたということです。

 また、陸士長は2022年に3回にわたり駐屯地から不正に外出していて、手助けした同僚の隊員2人も停職12日と停職6日の懲戒処分となっています。

 第22即応機動連隊長の山下正浩一等陸佐は「このような事案を二度と起こさないよう服務指導、教育を更に徹底していく」とコメントしています。