巨額の贈収賄の罪に問われていた中国サッカー男子元代表監督の李鉄被告に、1審で懲役20年の判決が下されました。
中国メディアによりますと、湖北省咸寧市の中級人民法院は13日、総額およそ1億2000万元=日本円にして25億円の贈収賄に関わったとして起訴されていた李鉄被告に収賄や贈賄などの罪で懲役20年の判決を下しました。
李鉄被告は中国代表チームの選出に影響力を持つサッカー協会の幹部に賄賂を贈ったり、代表選手の選出にあたってクラブチームから賄賂を受け取ったりしたということです。
中国サッカー界を巡ってはサッカー協会の主席や党書記など、10人以上の幹部が汚職に関わったとして有罪判決を受けています。