栃木県真岡市の大前恵比寿神社では日本一高いと言われるえびす様のすす払いが行われました。

 長さ約7メートルの特製竹ぼうきですすを払われているのは、商売の神様であるえびす様です。

 高さは20メートルあり、高所作業車のアームに乗り込んで1年の汚れを取り除きます。

 すす払いは神主や巫女(みこ)ら7人が総出で行い、新年を迎えるにあたって一年の汚れを丁寧に取り除きました。

大前恵比寿神社 加藤直人宮司 「今年は災害が多かった年なので、来年こそ災害なく、えびす様のお力で金運招福、商売繁盛がかない、ニコニコ笑顔の恵比寿顔で暮らせるように願いを込めました」

 日本一高いといわれるえびす様は「コイ」を抱いていることから、商売繁盛だけでなく「恋」の願いも聞いてくれるということで、初詣には若いカップルが多く訪れるということです。