政府・与党は来年の通常国会を1月21日を軸に召集する方向で調整していることが分かりました。

 複数の関係者によりますと、2025年度予算案などを審議する通常国会は来年1月21日を軸に召集する方向で調整しています。

 閉会日は6月19日となり、会期の延長がなければ公職選挙法の規定により、参議院選挙は6月26日公示、7月13日投開票となる見通しです。

 政府関係者は参院選の日程を踏まえて召集日を絞ったと説明しました。

 また、来年の夏は7月22日に任期満了となる東京都議会議員選挙も予定されていて、連立を組む公明党からは選挙日程をなるべく離すよう求められています。

 当初、1月上旬に召集して幅を持たせることで衆議院と参議院のダブル選挙に備える選択肢も検討されましたが、石破総理大臣のインドネシアなどへの外遊日程も踏まえて断念しました。