自民党、公明党、日本維新の会の政調会長らが来年度予算案の編成に向けて協議し、維新の求める教育の無償化を盛り込むことなどで合意しました。
自民党 小野寺政調会長 「(教育無償化の)文言を入れた形で今回の(予算編成)大綱の中に案として入れさせていただいた。どのような形でそれを実現するかということについては3党の中で議論をしていただく」
維新は党の掲げる教育の無償化や現役世代を中心に社会保険料を減らすことを来年度の予算編成大綱に盛り込むように求めていて、与党側は「提案を反映したい」と応じました。
教育の無償化の実現に向けた具体的な制度設計などについては実務者による専門チームを19日に立ち上げ、3党で検討します。
自民党と公明党は国民民主党の政調会長らとも協議し、国民民主が求める子育て政策や中小企業支援策などへの予算措置について意見交換を行いました。
「103万円の壁」の引き上げやガソリン減税については、17日に改めて3党の税調会長らで協議する予定です。