「闇バイト」による強盗事件が相次ぐなか、政府は求人情報について掲載前の審査を厳格化するなど、対策の強化をまとめました。

石破総理大臣 「闇バイトの募集はホワイト案件などとうたっていますが、実際には犯罪の実行者を募集するもので、その投稿自体が犯罪であります」

 政府は17日、「犯罪対策閣僚会議」で、雇用する側の名前や住所、業務内容などが示されていない募集は違法であると、ガイドラインで示すことを明らかにしました。

 そのうえで、求人サイトの運営会社などに事前審査の厳格化を求めます。

 また、警察官が身分を隠して犯罪グループに接触する「仮装身分捜査」について、早期実施に向けた検討を進めるなど合わせて14の対策を打ち出しました。