派閥の裏金事件を受けた政治倫理審査会を巡り、自民党の参議院議員22人が議員のみ傍聴を認める形で開催を希望していることについて、公明党の斉藤代表は「本来であれば公開していただきたい」と苦言を呈しました。
公明党 斉藤代表 「今回、政倫審が開かれる目的は国民の皆様が疑念に思っていることに対して自分が知っていることを述べて、その疑念を払拭することが大事なので、本来であればその趣旨にのっとれば公開で開いていただきたいというのが私の思いです」
政治倫理審査会は衆議院では、安倍派や二階派の現職議員15人全員が審査を公開し、17日から3日間に渡って行われています。
参議院では18日午後に太田房江氏、松川るい氏、森雅子氏、山谷えり子氏の4人の審査が公開で行われ、不記載に至った経緯を説明する方針です。
衛藤晟一氏も後日、公開審査に応じる意向です。
一方で、残りの22人は完全公開ではなく、議員の傍聴だけを認める形式を希望していて、与野党で調整が続いています。