ホンダの三部社長は日産自動車との経営統合について「何も決まったことはない」としたうえで、その可能性は否定しませんでした。

ホンダ 三部敏宏社長 「あらゆる可能性について話をしている」 「(Q.可能性のなかには経営統合も含まれるのか?)上から下までで言えば可能性としてはあると思う」

 ホンダの三部社長は「まだ何も決まっていない」と強調しました。

 関係者によりますと、ホンダと日産は持ち株会社を設立して傘下に両社が入るなど、経営統合に向けて協議を進める方針です。

 将来的には日産自動車が筆頭株主となっている三菱自動車が加わることも視野に入れます。

 3社が統合すれば販売台数は800万台を超え、世界トップ3に入る自動車メーカーグループが誕生します。

 ホンダと日産はソフトウェアの開発や電気自動車の生産で協業することを8月に発表しています。