公明党の斉藤代表は石破総理大臣と会談し、選択的夫婦別姓制度について両党の実務者で協議する場を設けるよう提案しました。
公明党 斉藤代表 「複数兄弟があった時の決め方でありますとか、戸籍制度の大きな改革を伴います。そういう細部について詰める必要があるので、ぜひ、自民党、公明党の実務者レベルでそういう検討を始めさせていただきたいと」
石破総理は明確な返答は避け、「党内で検討する」と応じたということです。
斉藤代表は「できるだけ早い時期に結論を得るべきだ」と強調しました。
一方、自民・公明両党と国民民主党の間で議論が滞っている「103万円の壁」の引き上げを巡っては、実務者の協議を引き続き見守る方針を確認しました。
石破総理は、焦点となっている引き上げ幅について「国民に納得いただける根拠のある数字を出さないといけない」と話したということです。