国会議員に毎月100万円支給される「旧文通費」を巡り、使い道の公開などを盛り込んだ改正歳費法が参議院の本会議で全会一致で可決し、成立しました。

　改正歳費法には、1年ごとに領収書の写しを添付した報告書を提出し使い道を公開することや、残金の国庫返還を義務付けることなどが盛り込まれています。

　一方で、使い道の範囲や返還方法などの詳細については明記しておらず、法律を施行する来年8月1日までに結論を出すとしています。

　改正歳費法は、20日の議院運営委員会で可決した後、参議院の本会議で成立しました。