日本生命が来年の春に、営業職員に対し平均6%程度の賃上げを実施する方向で検討していることが分かりました。

 営業職員の賃上げは3年連続で、人件費の総額ベースで約100億円を拠出します。

 労働組合との協議を経て正式に決まれば、来年4月から実施する予定です。

 日本生命は様々な事業を展開するなかで国内生命保険事業をその中心に据えています。

 物価高が続くなか、賃上げを継続することで約5万人の営業職員のネットワークを維持したい考えです。

 大手生命保険では、住友生命も3年連続で平均5%以上の賃上げを実施する方針です。