22日に千葉県柏市と旭市で男が住宅に押し入る強盗致傷事件が相次いで発生した。押し入った男ともみ合いになった被害者が緊迫した状況を語った。
■複数の男が侵入「命があってよかった」
強盗致傷事件の被害者 「猫かアライグマか、なんかそういったもんかと思ったんだけど、そうじゃなかった。人間とばったり会った」
22日午前2時半ごろ、千葉県柏市の66歳の男性から「家に侵入していた者ともみ合いになった」と110番通報があった。
警察によると、男性は1人暮らしで物音に気づいて2階に向かったところ、鉢合わせた1人の男に顔を数回殴られたうえ、首を絞められたという。
被害者 「(犯人は)2、3人。そのうちの1人と取っ組み合いをした。もう必死よ。命があってよかったなって、そんな感じ」
男性は男らが話をしているのが聞こえたといい、警察は少なくとも2人が犯行に及んだとみている。
柏市の通報からおよそ3時間後、東に60キロほど離れた旭市でも…。
刺された男性の妻からの通報 「若い男が侵入してきて、夫が刺された」
夫婦2人暮らしの住宅に若い男が侵入。室内を荒らしたあと、69歳の夫の背中を刃物で刺して逃走した。
夫は命に別状はなく、「ガラスを割って入ってきた」と妻に話したという。
警察は2つの強盗事件の関連や、一連の闇バイト事件との関わりも視野に入れ捜査を行っている。
(「大下容子ワイド!スクランブル」2024年12月23日放送分より)