関東で相次ぐ強盗事件のうち、「闇バイト」の報酬を受け取りに来た男性に暴行し、車に監禁したなどの罪に問われている男2人に執行猶予付きの有罪判決が言い渡されました。

 佐藤拳太被告(25)と饗庭元被告(21)は8月、さいたま市の公園で「闇バイト」の報酬を受け取りに来た30代の男性に腹を殴るなどの暴行をして車に監禁し、現金を脅し取ろうとした罪に問われています。

 今月23日の判決で、さいたま地裁は組織的・計画的な犯行の中で2人が「実行行為に及んでいて、いずれも不可欠で重要な役割を果たしている」と指摘しました。

 一方で「いずれも従属的立場にあった」ことや反省をしていることなどから、2人に執行猶予5年が付いた懲役3年の判決を言い渡しました。