能登半島地震で被災した石川県輪島市の公民館で31日、ボランティア団体が餅つきを行い、仮設住宅の住民らにつきたての餅が振る舞われました。
午後0時半ごろ、輪島市の三井公民館には仮設住宅の住民らが集まり、皆で掛け声を掛けながら餅がつかれました。
岩手県のボランティア団体「いわて結っこ盛岡」が企画したもので、きなこ、ごま、あんこなど合わせて5種類の餅が住民らに振る舞われました。
仮設住宅の住民 「家族で食べてみて色々と味わってみます」 「お正月は全部パー。おもちも皆、全部散らばってしまって何も口に入らんかった。ありがたいね。うれしいわ。いただきます」
来月1日で発災1年を迎えるなか、住民らは餅つきを楽しみ、元気をもらったようでした。