日産との経営統合を発表したホンダが今後の主力となる自動運転機能のついたEV(電気自動車)の「0シリーズ」を世界で初めて公開しました。

 「ホンダ0シリーズ」はロボットのASIMOで培った人の意図をくみ取る技術などが継承され、最終的には運転の主体が人から車に変わる自動運転レベル3の機能が搭載されます。

 来年には北米市場で販売し、その後は日本も含め世界展開する予定です。

 一方、アメリカ半導体大手のエヌビディアが自動運転に欠かせないAI(人工知能)製品の顧客にトヨタ自動車が加わると発表しました。

 エヌビディアの技術は画像処理半導体などの能力で群を抜いていて、すでに中国のEVメーカー「BYD」などが採用しています。

 エヌビディアの連携強化発表でトヨタ自動車の株価は一時、3.9%高と急伸しました。