磁力を利用して実弾を発射できる自作の「コイルガン」を所持していたとして逮捕された20代の男性について、東京地検は不起訴処分としました。

 20代の男性は去年、栃木県の自宅で拳銃1丁を所持した銃刀法違反の疑いで逮捕されました。

 警視庁によりますと、この拳銃は電磁石の磁力を利用して実弾を発射できるコイルガンでした。

 男性は10年ほど前に自身で作成し、試し撃ちの様子などを動画で公開していたということです。

 この男性について、東京地検は今月7日付で不起訴処分としました。

 処分の理由は明らかにしていません。