法政大学の多摩キャンパスで学生らがハンマーで殴られけがをした事件で、逮捕された女が「ハンマーを朝から上着のポケットに入れていた」などと話していることが分かりました。
韓国籍のユ・ジュヒョン容疑者(22)は10日、法政大学の教室の中で20代の男性をハンマーで殴りけがをさせた疑いで現行犯逮捕されました。
当時は授業中で、学生ら合わせて8人がけがをしましたが、命に別状はありません。
その後の警視庁への取材で、ユ容疑者が「朝、教室にあったハンマーを上着のポケットに入れて持ち出した」などと話していることが分かりました。
ユ容疑者はハンマーを持ち出してから事件までに別の授業を受けていることから、ハンマーを隠し持って計画的に犯行に及んだ可能性もあるとみて、警視庁は詳しい経緯を調べています。