イスラエルのネタニヤフ首相は、アメリカのトランプ次期大統領の中東担当特使と会談し、ガザ地区の停戦交渉について話し合いました。

 ネタニヤフ首相は11日、トランプ氏が中東担当特使に起用したスティーブ・ウィトコフ氏と会談したと明らかにしました。

 アメリカのアクシオスによりますと、ウィトコフ氏は会談で、大統領就任式が行われる今月20日までに停戦と、人質解放の合意に達するという目標を強調したと報じています。

 この会談の後、ネタニヤフ首相は、停戦交渉のためイスラエルの諜報機関モサドの長官らに対し、交渉を仲介するカタールに向かうよう指示しました。

 また、カタール政府は10日、ムハンマド首相兼外相がウィトコフ氏と会談し、停戦に向けて意見を交わしたと発表しました。

 今後、停戦に向けた協議の進展につながるかが注目されます。

画像:イスラエル首相府