絶好のお花見日和となった5日、各地で多くの人が満開の桜を楽しみました。このタイミングで富士山の近くに寄港した豪華客船からは、多くの外国人が桜を求めて下船してきました。(4月5日OA「サタデーステーション」)

■東京はラストチャンス?絶好のお花見日和に

報告・白鳥宏亮ディレクター 「午後7時ごろの上野公園ですが、すごい人です。両脇、人で埋め尽くされていて、奥の方も、かなり混雑しています」

先月30日に満開となったものの、その後、雨の日が続いた東京ですが、ようやく天気も回復し、上野恩賜公園は多くの花見客で賑わっていました。

花見客 「今週の前半がピークだと思っていたんですけど、やっぱり天気が今週悪かったので。本当はみんなでやりたかったんですけど、今日は天気がよかったんで、今日にして本当によかったです」

しかし、6日は再び雨予報に…。5日が「ことし最後のお花見日和の週末」となったのです。

花見客 「今日が最後だと思ったんで、来週はちょっと厳しいかなって…」

都内では、桜吹雪の中を進む2階建てのバスからも歓声があがっていました。

報告・畑中彩里ディレクター 「桜が近くてすごい迫力です。皆さん盛り上がっています」

都内から来た姉妹 「すごいすごいすごい!桜のトンネルだ!」

都内の桜の名所を1時間で巡るこのツアーは、5日の14便がほぼ満席になりました。ツアーは6日で終了予定でしたが、寒さで満開の時期が長引いたため、急きょ、5日間の延長を決定。

都内から来た親子 「ぎりぎり桜が見れたらいいなって思ったんですけど、桜が見れてよかったです」

日の丸自動車興業 都市観光部 西郷満祐里さん 「来週半ばくらいから桜吹雪を楽しめるので、皆さまに楽しんで頂けるかなと思います」

■金沢の名所でも満開直前

北陸地方の桜も満開直前です。石川県金沢市の兼六園では、桜の時期に合わせた無料公開が始まっています。

石川・七尾市から来た親子 「(子どもが)初めてのお花見で、けっこうきれいに咲いているので良かったです」

一方で、隣接する金沢城公園では…

報告・手塚慶二朗ディレクター 「あそこですね、崩れた石垣をシートで覆っています」

能登半島地震で28か所の石垣に被害があり、復旧まで15年程度かかる見通しです。

■クルーズ船の外国人も興奮 富士山と満開桜

報告・坂口玲那ディレクター 「大勢の人が集まって、シャッターを切っています」

静岡県富士宮市の富士山本宮浅間大社で、この時期だけ見ることができるのは、富士山と満開の桜の競演です。

オーストリアから来た観光客 「ワーオ!美しさにビックリしています」 「特別な時期にしか見られないものです」

スリランカから来た観光客 「富士山も見て神社もお参りしようと思って来ました。雰囲気も他の場所と違う」

4日には、豪華客船「ダイヤモンド・プリンセス」も静岡に立ち寄りました。2700人近い乗客のうち、およそ7割が外国人だといいます。

クルーズ旅行中のアメリカ人・アニーさん(37) 「日本の絶景が楽しみです」 アニーさんの姉 「父さんは日本で桜を見るのが夢だったのよ」

アメリカから、親子3世代、9人で来日したアニーさん。12日間のクルーズ旅行を1年前から予約し、かかった費用はおよそ435万円。その一番の目的が桜でした。バスとガイドを個人手配して向かったのは、富士山と桜が同時に楽しめる展望台「日本平夢テラス」。すると…

アニーさんの甥 「向こうにぼんやり見える気がする」 アニーさん 「確かに少し見える」

裾野まで見渡せるはずの富士山は、この日、雲に隠れてしまっていました。それでも、桜を見つけるだけで笑みがこぼれます。ロープウェイで向かった神社で見つけたのは、満開のしだれ桜。

クルーズ旅行中のアメリカ人・アニーさん(37) 「“雨”みたいな桜でしょ。故郷のインディアナ州では絶対に見られない光景です。いい時期を選んで良かった」

しかし、どうしても富士山が諦めきれません。

クルーズ旅行中のアメリカ人・アニーさん(37) 「祈っています。お願い、富士山!」

向かったのは、海岸から富士山を望むことができる三保松原。果たして…

クルーズ旅行中のアメリカ人・アニーさん(37) 「あっちが富士山です。見えたことにしましょう」

結局富士山は見ることができず、気温13℃の中、子どもたちと裸足になって海の中へ。

クルーズ旅行中のアメリカ人・アニーさん(37) 「これも旅行の醍醐味です。素晴らしい旅行でした」