岐阜県池田町で20日、パラグライダーをしていた74歳の男性が不時着後に斜面を滑り落ちて死亡しました。

 警察によりますと、死亡したのは岐阜市の自営業・谷口昇さんです。

 谷口さんは20日午後3時ごろ、池田山でパラグライダーを木に引っ掛けて不時着し、一緒に来ていたパラグライダー仲間に助けられました。

 直後に谷口さんのヘルメットが山の斜面を転がり落ちたため、1人で捜しに行きましたが、足を踏み外して斜面を数百メートル滑り落ちました。

 一向に戻らない谷口さんを心配した仲間が捜索し、倒れている谷口さんを見つけて通報したということです。

 谷口さんは病院に搬送されましたが、死亡が確認されました。

 池田山はパラグライダーやハンググライダーの愛好者らに人気の場所です。