宮城県の新たな産業廃棄物最終処分場の建設が、大和町で始まりました。2027年度中の完成を目指します。

 新たな処分場が建設されるのは、大和町鶴巣の民間の採石場として使われていた場所で、敷地面積は約58ヘクタール東京ドーム12個分の広さです。

 既に広い範囲で土地が開けている状態で建設コストが削減でき環境配慮にもつながることから、宮城県がこの場所を選びました。

 現在の処分場は2025年度中にも満杯になる見通しで、新たな処分場は2027年度中の完成を目指しています。

 村井宮城県知事「東日本大震災があって一気に処分場が埋まってしまったということで、専門家の先生方の知見も入れてこの場所に決めた。地元の皆さんに喜んでいただけるようなことをしっかりとやっていって、結果的には認めて良かったと思ってもらえるようにしたい」