3回目のワクチン接種についてです。
宮城県登米市では、これまでにモデルナからファイザーに変更したいという希望が相次ぎ、これまでに352人が変更したということです。
変更すると接種が大幅に遅れるため、市ではモデルナ製ワクチンへの理解を求めています。
日時や場所、ワクチンの種類を指定して接種を進めている登米市では、1月29日から65歳以上から72歳以下の高齢者を対象にした3回目のワクチン接種を始めました。
使用するのはモデルナ製のワクチンです。
接種対象者は、市内で約1万300人いますが、このうちの352人が1日の正午までにファイザー製のワクチンを強く希望し、変更したということです。
変更した場合、接種が3月30日と31日に後ろ倒しになるため、市では更に希望者が増えれば、早期の接種が難しくなると懸念しています。
熊谷盛広登米市長「オミクロンが急拡大しているので、用意したワクチンを早め早めに市民の皆さまは接種していただきたいと思っています」
また、大崎市では5日から65歳以上の高齢者を対象にモデルナ製ワクチンでの集団接種を始める予定ですが、定員の6000人に対し予約は4割程度に留まっているということです。
「1回目2回目と同じファイザー製を希望する」などといった声が市民から多く寄せられていて、市では1回目2回目とは異なるワクチンを接種しても安全性に問題はないとし、理解を求めています。