大混戦のパ・リーグで4位につけている楽天は8日、ソフトバンクに快勝。けがから復帰の涌井が4カ月ぶりに白星を上げました。 5月、右手中指に打球を受け骨折した涌井が113日ぶりの先発マウンド。

 1回、ランナー1人を背負い3番柳田。外のボールに合わせた打球はそのままレフトスタンドへ。2点をリードされます。

 4回、楽天は1点を返しなおもチャンス。打席には6番茂木。外高めのカーブを捉えレフトスタンドへ。7号2ランで逆転に成功します。

 続くマルモレホス。ライナー性の当たりはライトスタンドに突き刺さる7号ソロ。4対2とリードを広げます。

 先発の涌井は序盤こそ苦しみましたが、徐々にリズムを取り戻しました。6回86球を投げ3安打2失点、113日ぶりの1軍マウンドで4勝目をつかみました。

 残り20試合を切っていますが、1位から3位までゲーム差ゼロの大混戦となっています。楽天も4位と首位まで2.5ゲーム差とまだまだ分かりません。