仙台市の新型コロナ感染者数を予測する東北大学の調査で、今週も緩やかな減少が続く予測が示されました。
東北大学大学院工学研究科の佐野大輔教授のグループは、下水から検出される新型コロナウィルスの濃度などから毎週仙台市内の感染者数を予測しています。
先週、仙台市内で感染が確認された人は、予測値4570人に対し1542人と前の週を下回りました。
今週の予測値は2603人で、緩やかな減少傾向が続く見通しが示されました。
佐野教授によりますと、下水中のウイルス濃度は感染が落ち着いていた2022年10月と同じ水準まで下がってきているということです。