宮城県気仙沼市の唐桑半島にある民宿を舞台に、東日本大震災からコロナ禍までを追ったドキュメンタリー映画「ただいま、つなかん」の試写会が11日、気仙沼市で行われました。
11日行われた試写会には、事前の抽選で気仙沼市民100人が参加しました。
映画の舞台となった民宿「つなかん」は、カキの養殖業を営む夫婦が東日本大震災の津波で被災した自宅を直し、半年間で延べ500人の学生ボランティアを受け入れた拠点です。2013年に民宿として、生まれ変わりました。
映画では、震災や新型コロナによる休業を乗り越えながら前に進む姿や、民宿を通じた交流を描いています。
作品の語りを務めるのは俳優の渡辺謙さんです。
試写を見た人「繋がりですよね。繋がりが人を育てたり元気にしたりするなと感じるそんな映画でした」「本当に感動しました。また見たいと思います。一関で」
風間研一監督「この映画を通してこう言った人間関係、人の距離感、友達の大切さ、そういった人の絆を改めて考えるきっかけにこの映画がなったら良いなと思います」
ドキュメンタリー映画「ただいま、つなかん」は、2月24日に「フォーラム仙台」で封切られ、全国39館での公開が決まっています。