仙台市宮城野区の小学校でインフルエンザで欠席した児童のために、5日遅れの卒業式が行われました。
宮城野区の鶴谷小学校では、卒業生80人のうちインフルエンザにかかった9人が、17日の卒業式に出席することができませんでした。
このため、学校は22日に改めて、欠席した児童やその保護者を対象に卒業式を行いました。
校長「この学校を卒業して良かったと心から思ってほしい、そう願って卒業式を同じ体育館でできるだけ内容も同じのとして、もう一度行うことにしました」
式では、本来ならば全卒業生80人で行うはずだった門出の言葉も、22日は9人だけで行いました。
卒業生「人も少ないけど上手にできたと思う。17日にできなかったけど今できて良かった」
保護者「みんなとお別れができずちょっとがっかりしましたが、こうやって別日で設けていただいて本当に感謝していますしありがたいと思っています」
鶴谷小学校では、前の年も新型コロナウイルスで欠席した卒業生のために、後日改めて卒業式を行ったということです。